神戸国際大付・阪上「変化球で打たせて取れた」 選抜で2回途中降板の悔しさ晴らした!

[ 2021年8月15日 19:30 ]

第103回全国高校野球選手権 1回戦   神戸国際大付2-1北海 ( 2021年8月15日    甲子園 )

<北海・神戸国際大付>5回1失点の神戸国際大付先発・阪上(撮影・平嶋 理子) 
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 第103回全国高校野球選手権大会の第3日は15日、甲子園球場で1回戦が行われ、4年ぶり出場の神戸国際大付(兵庫)が、同じく4年ぶり出場の北海(南北海道)を2-1で下し、接戦を制した。

 先発の3年生右腕・阪上は5回を5安打1失点。粘りのピッチングでチームを勝利に導いた。5回裏の投球練習中には、捕手・西川の二塁への送球が左肩を直撃するアクシデントがあったが、幸い大事には至らず。この回までを投げ切った。

 両チームは今春の選抜開幕戦に続いての激突で、当時と同じく神戸国際大付の1点差勝ち。選抜でも先発だった阪上は、「きょうもギリギリの試合になりましたが、勝てて良かったです。北海高校は強かったです」と安どの笑みを浮かべた。

 当時はチームは勝ったものの、2回途中を2安打1失点で悔しい降板。「春は思うようなピッチングができなかったので、自分の投球を心掛けました。変化球で打たせて取れたのが良かったです」と胸を張る。最後は「本当は自分で投げ切りたい気持ちもありましたが、楠本がよく抑えてくれると信じて、ライトの守備につきました」と振り返って、2年生左腕を称えた。

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