県岐阜商 名将対決は馬淵・明徳にサヨナラ負け! 鍛治舎監督「投手2人がよく投げた」

[ 2021年8月15日 16:37 ]

第103回全国高校野球選手権 1回戦   明徳義塾3-2県岐阜商 ( 2021年8月15日    甲子園 )

<明徳義塾・県岐阜商>9回サヨナラ負けを喫し苦笑いの県岐阜商・鍛治舎監督(右はサヨナラ打の明徳義塾・森松)(撮影・成瀬 徹)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第3日は15日、甲子園球場で1回戦が行われ、9年ぶり出場の県岐阜商(岐阜)は明徳義塾(高知)にサヨナラ負けして、初戦敗退となった。

 県岐阜商は6回、無死一塁から3番・松野の中越え適時三塁打で先制点を奪う。1点を追う8回、3番・松野のこの日2本目となる適時打で試合を振り出しに戻したが、9回にサヨナラ負け。4強入りした09年夏以来の甲子園での勝利には惜しくも届かなかった。

 鍛治舎巧監督は「勝負を分けたポイントは、明徳義塾の代木投手の立ち上がり、制球に苦しんでいるところで早く先制点を奪えなかったこと」と振り返る。さらにもう一点、6回に先制した直後、「ノーアウト三塁で追加点を奪えなかったところ。あそこが勝負を分けたんじゃないか」と悔しそうに振り返った。

 初戦の先発は当初、2年の小西の予定だったが、3日間順延になったことで勝ち上がった場合に連戦になること、さらに状態なども見て、3年の野崎に変更。鍛冶舎監督は「野崎に『行けるか?』と聞いたら、『万全です』と言うことなので、野崎を先発にした。ピッチャー2人がよく投げました。負けたことも含めて、いい経験になったと思います」と選手を称えた。

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