巨人・坂本が金メダリスト初アーチ 初回、左腕・小笠原から1球で仕留めた! ベンチは“わっしょい”

[ 2021年8月15日 14:27 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2021年8月15日    東京D )

<巨・中17>初回1死、先制ソロを放ち神輿を担ぐパフォーマンスをナインと見せる坂本(右から3人目)=撮影・光山 貴大
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 巨人の坂本勇人内野手(32)が中日戦(東京D)の初回に後半戦初本塁打となる12号ソロを放ち、4カ月ぶりの首位浮上がかかる試合でチームに先制点をもたらした。

 「2番・遊撃」で先発出場。0―0で迎えた初回、1死走者なしで入った第1打席で中日の先発左腕・小笠原が投じた初球、真ん中付近の144キロ直球を叩いて左中間スタンド中段に放り込んだ。そして、表情ひとつ変えずにダイヤモンドを一周。ベンチでは原辰徳監督(63)にグータッチで出迎えられ、笑顔のナインからは後半戦の合言葉“わっしょい”ポーズで歓迎された。

 東京五輪では、侍ジャパンの中心メンバーとして正式競技になってからは初となる金メダル獲得に貢献した坂本。後半戦スタートとなった13日の同戦では第1打席からいきなり3打席連続安打を放って歴代9位となる通算169度目の猛打賞をマークしたが、後半戦3試合目で一発も飛び出した。

 坂本の本塁打は7月10日の阪神戦(甲子園)以来6試合ぶり。なお、侍ジャパンでは7月31日の東京五輪1次リーグA組第2戦・メキシコ戦(横浜)で貴重な追加点となるソロ本塁打を放ち、勝利に貢献している。

 ▼坂本 いい準備ができて初球からしっかりと振りにいけました。まずは先制出来て良かったです。

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