帯広農・前田監督 悔し敗戦も「みんながしっかりやってくれた」 全力プレーの教え子に感謝 

[ 2021年8月15日 13:57 ]

第103回全国高校野球選手権 1回戦   ノースアジア大明桜4-2帯広農 ( 2021年8月15日    甲子園 )

<ノースアジア大明桜・帯広農>3回1死一、二塁、左中間に適時二塁打を放つ帯広農・清水(投手・風間)(撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 第103回全国高校野球選手権大会の第3日は15日、甲子園球場で1回戦が行われ、39年ぶり出場の帯広農(北北海道)はノースアジア大明桜(秋田)に2-4で敗退。春夏通じての甲子園初勝利はならなかった。

 4回終了後に降雨ノーゲームとなった12日の試合では、ノースアジア大明桜のエース風間に無安打に終わった帯広農打線だが、この日はひと味違った。1点を追う3回、2番・清水の左中間への適時二塁打で同点に追いつくと、続く4回には8番・佐藤敦の右翼線適時二塁打で勝ち越した。しかし、5回に先発・佐藤大がツーアウトから3点を奪われて逆転を許すと、5回以降は打線も突破口を見いだせず。甲子園で校歌を歌う夢はかなわなかった。

 前田康晴監督は「もう一回チャンスをいただいたので、みんなで食らいついていこうという気持ちで試合に臨んだ。本当によくやってくれた。勇気をもって、スチール、送りバントなど、みんながしっかりやってくれた」と涙ぐみながら、全力プレーの選手を称えた。

続きを表示

この記事のフォト

2021年8月15日のニュース