ロッテ リリーフ陣崩れ逆転負け…佐々木朗は5回3安打2失点も本拠初白星ならず

[ 2021年8月15日 20:19 ]

パ・リーグ   ロッテ3ー5オリックス ( 2021年8月15日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>6回1死満塁としてしまい降板する小野(左手前)(撮影・長久保 豊)
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 ロッテは15日、本拠でオリックスに3―5と敗戦。先発の佐々木朗希投手(19)は5回3安打2失点で勝投手の権利を手にして降板したが、リリーフ陣が逆転を許し本拠地初白星はお預けとなった。

 雨が降りしきるなかでのマウンドとなった佐々木朗は、初回から150キロ後半のストレートを連発。1軍公式戦自己最速タイとなる157キロをマークするなど3者凡退と上々の立ち上がりを見せたが2回に失点。先頭の杉本に中前打を許すと、続くジョーンズには3号2ランを被弾。インコースやや高め154キロのストレートを完璧に捉えられ左翼スタンドへと放り込まれた。

 さらに4回には杉本の強烈な打球がワンバウンドで右足首付近を直撃するアクシデント。スタッフに両肩を支えられながら治療のためベンチに戻るも、再びマウンドに上がりこの回を3者凡退。5回も続投し3者凡退に封じるなどアクシデントの影響を感じさせないピッチングを披露した。

 打線は4回、レアードの19号ソロで1点を返すと5回に逆転。一死一塁から代打・山口が左中間スタンドへ5号2ランを放ち試合をひっくり返した。

 佐々木朗は勝利投手の権利を手にしたまま5回66球で降板。だが、2番手の小野が2四球などで1死満塁としてしまい降板。代わった3番手の田中は杉本に左線2点適時二塁打を浴び3―4と逆転された。

 打線も6回以降は反撃できず。結局3―5で敗れ、2番手の小野が1/3回を1安打2失点で2敗目を喫した。

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