巨人わっしょい!後半戦開幕3連勝で再び阪神にプレッシャーかける 今夜阪神●で136日ぶり首位浮上

[ 2021年8月15日 16:51 ]

セ・リーグ   巨人4―2中日 ( 2021年8月15日    東京D )

<巨・中>初回1死、坂本は先制ソロホームランを放ち、ナインと一緒に「わっしょい!わっしょい!」 (撮影・森沢裕)
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 逆転でのリーグ3連覇を目指す2位・巨人は4―2で4位・中日を下し、後半戦最初のカードで3連戦3連勝。貯金を今季最多タイの14とした。この後、ナイターで広島と対戦する首位・阪神が敗れれば、巨人が4月1日以来136日ぶりの首位に浮上する。中日は今季ワーストの6連敗。借金13は与田政権ワーストタイとなった。

 巨人は初回、坂本が中日先発左腕・小笠原の立ち上がりをとらえて左中間スタンド中段に12号ソロを放って先制。侍ジャパンメンバーとして東京五輪で悲願の金メダル獲得に貢献した主将の後半戦初アーチで勢いに乗ると、3回には松原の右越え二塁打と丸、岡本和の連続四球で築いた2死満塁からウィーラーが左前適時打を放って2点を追加。4回には大城も自己最多タイとなる9号ソロを右中間スタンドに放ってリードを4点に広げた。

 4点の援護をもらった先発右腕・戸郷は4回まで完全投球。だが5回1死から福留に初安打となる右中間二塁打を打たれると、続く高橋周にも右翼線二塁打されて失点し、3連続四死球で2点目を失った。同僚左腕・高橋に並んでリーグトップタイとなる今季9勝目の権利まで「あと2人」で無念の降板。だが、ここで今村が後続をピシャリと抑える好リリーフを見せ、その後も鍵谷、大江、デラロサ、ビエイラと無失点リレーでつないで逃げ切った。なお、大江はこれで23試合連続無失点、ビエイラは25試合連続無失点となっている。

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