きょう五輪特番 侍ジャパン稲葉監督生出演 前田敦子&ティモンディ高岸がナレーション挑戦

[ 2021年6月26日 09:00 ]

スポーツナレーションに挑戦するティモンディ・高岸
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 東京五輪の開幕まで1カ月をきり、テレビや新聞、ネットでも五輪に関する話題が増えている。きょう26日(土)午後3時30分から5時30分まで、フジテレビ(関東地域のみ)では「東京五輪ライバル物語 ~勝者も敗者も思い詰まった夢舞台へ~」を、五輪会場の一つである横浜スタジアムから生放送する。

 番組には悲願の金メダル獲得を託された野球日本代表の稲葉篤紀監督が生出演。16日に発表したばかりの内定選手について、選考のポイントや苦悩を明かします。さらには、アテネ、北京五輪で日の丸の重圧と戦い、涙した中畑清氏、宮本慎也氏が世界との戦いに立ち向かう稲葉監督へ、エールを送る。

 女優の前田敦子とお笑いコンビ「ティモンディ」高岸宏行がスポーツナレーションに初挑戦。新型コロナウイルスの感染拡大により、1年の延期となった東京五輪。代表を巡る争いや大会も、例年とは異なる特別な戦いとなった。その代表争いを勝ち抜き本大会出場を決めた勝者、一方で夢舞台まであと一歩のところで敗れた「敗者」にもスポットを当て、ライバルたちが繰り広げてきた物語を描く。勝者が語る決意、そして敗者が送るエールを、AKB48時代に大島優子とセンター争いを繰り広げ、勝者も敗者も知る前田が伝え、さらには済美高校野球部出身で大学進学後は怪我によりプロ野球選手の夢を諦め、現在はタレントとして人気を誇る高岸が「やればできる」の精神でナレーションに挑む。

 前田は印象に残ったVTRに「柔道はやはり、日本の選手は強い方がたくさんいらっしゃる中での戦いは本当にすごかったですね。体操の谷川航選手、翔選手のVTRも読ませていただきましたが、兄弟で明暗が分かれた物語もぐっときました」と語る。ライバルとの切磋琢磨(せっさたくま)については「悔しいからこそ、がんばり続ける、挑み続ける、というのはすごく分かるし共感できます。すべてが当たり前にできてしまって叶ってしまったら、人って努力をしない方に行きがちになると思うんです。人生において、大きな挫折をしないまでも、自分よりも『上』の人を見つけて、どこかで意識して高みを目指していくというのは、どの仕事をしていても必要なことなのではないかと思います。あの人いいな、なりたいな、という感じでいい部分を吸収するという意味では、ライバル達の競い合いは必要ですよね」と自身と重ねるように口にした。

 高岸も「ナレーションはど素人ですから、技術的な手応えなんて、そんなことを言うのは生意気なことです。ただ、常日頃から、僕は『(みんなを)応援するため』にこの仕事をやっているので、今回はナレーションを通じて応援、鼓舞しようと思って読みました。難しいかどうか、なんて思えるレベルに至っていませんから、無駄に考えずに、とにかく気持ちで乗り切りました!」と熱く語った。

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