巨人・中川 骨折で侍ジャパン辞退 左の救援代役に楽天・松井、巨人・高梨ら

[ 2021年6月26日 05:30 ]

巨人・中川
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 東京五輪の侍ジャパンに内定していた巨人・中川皓太投手(27)が25日、左肋骨骨折と診断され代表を辞退した。左背部痛で22日に出場選手登録を抹消されていた。16日の内定選手発表後、広島・会沢に続く2人目の負傷辞退者となった。

 「大事な戦力がいなくなったという思いで本当に残念。本人が一番悔しがっていたと思う。“しっかり治して。皓太の分まで頑張るよ”と伝えました」

 稲葉監督は電話で中川と言葉を交わした。19年のプレミア12で、世界一に貢献した救援左腕。悩み抜き、信念を持って24人を指名したが、2人目の離脱となってしまった。

 「すぐ代わり、とはいかない。コーチと話して決めていきたい」と代替選手の選考を進める。左の救援となると、楽天・松井や巨人・高梨らが候補に挙がる。一方で「本当に後ろが必要なのか。そこも含めこれからまた議論する」とも話した。負傷で離脱していたソフトバンク・千賀ら状態を上げてきた候補選手もいる。同志たちの無念さも背負い、歩みを進めるしかない。(後藤 茂樹)

 ▼巨人・中川 悔しく、申し訳ない気持ちでいっぱいです。金メダルを願って精いっぱい応援します。

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