巨人・原監督「まだ僕たちは追っかけている立場ですから」 阪神と8差→3・5差も言葉選ぶ

[ 2021年6月26日 18:35 ]

セ・リーグ   巨人10―3ヤクルト ( 2021年6月26日    神宮 )

<ヤ・巨>ヤクルトに勝利しナインを迎える原監督 (撮影・白鳥 佳樹)
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 逆転でのリーグ3連覇を狙う巨人は10―3でヤクルトに快勝し、4月以来今季2度目の6連勝。4カード連続勝ち越しを決めて貯金を今季初の11とし、この日敗れた首位・阪神とのゲーム差を3・5に縮めた。

 0―2で迎えた2回、梶谷、北村、大城の3連打で一気に同点。3回には坂本の中前適時打で勝ち越すと、北村が左翼中段に飛び込む2号3ランを放って6―2とし、先発右腕・小川をKOした。終わってみれば13安打で今季4度目の2桁得点という圧勝だった。

 試合後、巨人の原辰徳監督(62)は「そうそうはね、こういう感じはないですけど。いい点数とりましたね」と評価。4日前の“凱旋弾”に続く2号3ランなど、あと三塁打が出ればサイクル安打というプロ初の猛打賞をマークした北村については「いいですね」とし「三塁打は難しい可能性はあるね、でも見事ね」と喜んだ。

 右投手を打つのが課題だった北村が右腕・小川から放った快打に「まあ、まだ本当にできたてのホヤホヤだからね。全てがやっぱり勉強だし、そこを糧にするっていうことが大事なことだよね。まあ、ある意味、良いスタートをね、もう何年目?4年目くらい?本当の意味で良いスタートを切ったというふうに本人に思ってもらって、そこを勇猛果敢に戦ってほしいね」と原監督。

 18日には8ゲーム差をつけられていた首位・阪神にわずか8日間で3・5ゲーム差にしたことについては「いやいや」と苦笑いを浮かべ「やっぱり…最低…うーん」と言葉を選びつつ「まだ僕たちは追っかけている立場ですから」と話すにとどまった。

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