大谷翔平 特大弾の後に初の一塁線ドラッグバント 今季4度のバント安打全て成功

[ 2021年6月26日 13:57 ]

ア・リーグ   エンゼルス3―4レイズ ( 2021年6月25日    セントピータースバーグ )

初回に先頭打者弾を放った大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は25日(日本時間26日)、敵地セントピータースバーグでのレイズ戦に、今季2度目の「1番・DH」でスタメン出場。初回の第1打席で24号アーチを放つなど4打数2安打1打点をマークした。チームは3-4でレイズに敗れて4連敗を喫した。

 3回の第2打席では、無死二塁の場面から一塁線へセーフティーバントを決め、同点機を演出した。4月26日(同27日)のレンジャーズ戦で日本時代を含めてプロ入り初のバント安打を成功させて以降、今季4度目。これまでの3本は極端な大谷シフトでガラ空きになった三塁方向へのセーフティバントだったが、この日は一塁線へのドラッグバントを成功させた。マウンドの左腕・フレミングは投球直後で三塁側へ体が流れていたため瞬時に対応しきれず。ベース後方についていたレイズの一塁・崔志万は猛ダッシュで打球を拾いにいったが、大谷の俊足もあって、オールセーフとなった。

 初回の第1打席には1ボール1ストライクからレ軍の先発右腕・キトレッジの89・9マイル(約145キロ)チェンジアップを完璧にとらえ、24号アーチ。飛距離は453(約138メートル)、打球速度は116マイル(約187キロ)で打球の飛び出し角度は27度。大谷の先頭打者弾は16年ソフトバンク戦のプレーボール弾以来、メジャーでは初となった。

 本塁打王争い争いするブルージェイズのゲレロに一時並んだが、そのゲレロは同日のオリオールズ戦で25号アーチを放ち、再び突き放した。

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