侍ジャパン稲葉監督 TV特番で主将置かない理由明かす 中川投手代役は「コーチと近々話を」

[ 2021年6月26日 18:03 ]

東京五輪野球日本代表の稲葉篤紀監督
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 東京五輪で金メダルを目指す野球日本代表の稲葉篤紀監督(48)が26日放送のフジテレビ「東京五輪ライバル物語~勝者も敗者も思い詰まった夢舞台へ~」(土曜後3・30)に出演。16日に発表した侍ジャパン内定選手について語った。

 選手として出場するもメダルが獲れなかった08年の北京五輪を振り返った稲葉監督は「悔しさしかない。あそこから五輪の借りは五輪で返すと。ほかのいろんなスポーツ選手の方もそうだと思いますが、いろいろな悔しさの中からもう一度そこに立ち向かっていく。私も同じ気持ちです」とコメント。

 今回の侍ジャパンでは主将を置かず、各ポジションでリーダーとなる選手を指名している。指揮官は、主将を置かない理由を「一人に重圧をかけたくない。投手も野手もリーダー的な選手がいますので、そういう選手たちに若い選手たちを引っ張ってもらいたいと思い、あえて選びませんでした。いろんな選手が意見を言い合ってチームをつくっていくことが大事」と明かした。

 チームとして大事にすることは「やはり結束力。いろんなチームから集まるので遠慮してしまう。そこは遠慮しないように皆でコミュニケーションをとってチームをつくりたい」とコメント。

 また、25日に左肋骨骨折と診断され代表を辞退した巨人・中川皓太投手(27)の代役については「コーチと近々話をして、考えたい」と話した。

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2021年6月26日のニュース