阪神・井上が2軍戦「7番・右翼」で復帰即適時打 平田2軍監督は4番について「小野寺と競争してもらう」

[ 2021年6月26日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   阪神5ー5中日 ( 2021年6月25日    鳴尾浜 )

阪神・平田2軍監督

 阪神は「7番・右翼」で今月2日のオリックス戦以来のスタメン出場を果たした井上が、7回に一時勝ち越しとなる右前適時打を放った。1年目の昨季から4番を張り続けるも、左肩の違和感で離脱して戻ってきた高卒2年目に平田2軍監督は…。

 以下は平田2軍監督との一問一答。

 ――プロ初先発の佐藤蓮は5回途中4失点。
 「カーブ、スライダーもいいし、なんとか5回までと思ったけど。まあこういう経験をさせながら、こういうのは実戦じゃないとできていかないんでね。四球だそうが、今日は何球投げた?(73球)こうやって経験を積ませながらやっていくよ。中継ぎはまたすぐいけるしね。もうちょっとスピードの質というのを上げていければ、全然使えると思うし、経験経験」

 ――次回も先発か?
 「まだそこが、これで中田が治ってきたり、そういう時にこういうチャンスをね。この3日間はちょっと先発があれなんで。そういう時のチャンスをつかんでくれれば」

 ――先発復帰の井上が適時打。
 「今日はライト(守備)の動きも良かったな。(24日まで鳴尾浜に)残留で、今日はミーティングでも言ったけど奥山にしても藤田にしても、俊介を始めいいようにやってくれていたし。ああやって久しぶりに出場機会、野球できて今日はまた新鮮な気持ちでできたんじゃない」

 ――4番は奪い取るものだと。
 「これはもう、小野寺と競争してもらう。小野寺もウカウカしてたら変えるよ。そういうところでどう競争して、4番を取り返すか。一回そうやって故障して外れたら、プロの世界というのはこういうもんだというのも、広大(井上)も遠征連れて行かなかったんやから。身をもって感じないと」

 ――危機感を。
 「危機感というまではいかない。力の無さ。まだ実力不足だということを、危機感とかそういうレベルではない。力不足ということ。力をつけなきゃいけないということ。そのためにはメンタルで今日みたいな打席で向かって行く。そうすれば詰まったヒットになったり。そういうもの」

 ――井上、小野寺、西純、及川がフレッシュオールスターに選出。
 「フレッシュオールスターね、やっぱり、フレッシュオールスターとはいえ、晴れ舞台だから、そこで、あそこでMVPとった選手たちが、1軍でのスター候補といわれるので。小園がカーンっと一昨年か、仙台でホームラン打ってさ、一躍あれで、小園も今レギュラーや。そういうところを、この4人は経験してほしいね」

 ――2戦目以降の先発は。
 「明日(26日)が望月、明後日が鈴木」

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2021年6月26日のニュース