中日・与田監督、大敗にサバサバも崩れた小笠原には苦言 「相手投手に打たれるとこういう展開になる」

[ 2021年6月26日 18:35 ]

セ・リーグ   中日5ー11広島 ( 2021年6月26日    マツダ )

<広・中(10)>選手交代を告げる中日・与田監督(撮影・成瀬 徹)             
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 中日はともに今季ワーストとなる18被安打11失点の大敗。連勝はならず、6カードぶりのカード勝ち越しもならなかった。

 先発の小笠原は1―0の2回1死一、二塁、西川に同点打を浴び、2死一、二塁から投手の大道に右中間への勝ち越し二塁打を許した。さらに3回にも1死からの5連打で3失点。今季3敗目に「見ての通りです。今日は全部ダメでした」と肩を落とした。

 与田剛監督は左腕が崩れた要因を「右打者も含め、両サイドのコントロール。特にインコースかな」と細かい制球力を欠いたことを挙げた。防げた失点は投手に許した勝ち越し打。初球の外角143キロ直球を右中間に運ばれた。「相手投手に打たれると、こういう展開になる。逆にウチも投手が打てば、ノッてくる展開になる。アイツも甘く投げようと思ってはいないだろうが、できる、できないで大きく分かれる。しっかりと次は投げ切れるように」と投げかけた。

 小笠原だけでなく、2番手の山本、3番手・藤嶋、そして4番手・ロサリオとリリーフ3投手が失点し「次に向けて反省するしかない」としたが、1―7の6回に5安打を集め、4点を挙げた打線のつながりが数少ない収穫。「中盤から終盤、粘れる形にはなってきた」と評価し、次の戦いへと目を向けた。

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2021年6月26日のニュース