【雄星と一問一答】2勝目マーク「今季一番いい直球が投げられた」 腰のけいれんで降板「大事をとった」

[ 2021年5月25日 15:27 ]

先発した菊池(AP)
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 マリナーズの菊池雄星投手(29)は24日(日本時間25日)、敵地オークランドでのアスレチックス戦で先発し、6回0/3を投げ、4安打1失点2四球3三振で、今季2勝目(3敗)を挙げた。

 6回まで、菊池のミスは3回に1番打者のキャンハに高めの4シームを右越え本塁打にされた1球のみ。カッター、4シームが低めに決まり、内野ゴロの山を築いた。この日は88球中59球がストライクと制球の良さも目立った。ただ、7回先頭のラウリーに遊撃内野安打を許すと、背中から腰にかけてを気にする仕草をし、ここで降板。マリナーズは4-2で勝利し、これで5試合連続のクオリティスタートとなった菊池の防御率は4.02となった。

 菊池の状態が心配されたが、試合後、サービス監督は「雄星は腰にけいれんをおこしたが、大丈夫だ。次の先発も予定通りにこなせるだろう」と述べている。

 試合後、菊池との一問一答は以下の通り。

 ――サービス監督は腰にけいれんを起こしたと説明したが。
 「特に問題はないです。3回、4回くらいから全身がちょっと吊っていて、(7回)は特に背中が吊っている感じがありました。日本の時に背中が吊ってそのまま投げて、何度か肉離れをしたっていうことがあったので、大事をとって降りたという感じです」

 ――次の先発は予定通りに投げられそうか
 「まったくそこは(問題ない)。予定通りいくために降りました。予定通りいくつもりでいます」

 ――今日は右打者のインコースに制球良く投げて内野ゴロを打たせていた
 「あまり右左はそこまで気にしていません。今日は今シーズンで一番いいストレートが投げられたんじゃないかなと思っています。カットも良かったですけど、ストレートに関してはとにかく自信を持って投げられた感じでしたね」

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2021年5月25日のニュース