大黒柱の意地 阪神・西勇が得意のロッテ相手に7回2失点の力投 今季4勝目の権利手に降板

[ 2021年5月25日 20:10 ]

交流戦   阪神ーロッテ ( 2021年5月25日    甲子園 )

<神・ロ(1)>6回2死三塁、安田を二ゴロに打ち取り指さしベンチに戻る阪神・西勇 (撮影・奥 調)
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 ここ4試合白星から遠ざかっていた阪神先発の西勇が、7回7安打2失点の好投をみせた。

 初回1死一、三塁で自らの一塁へのけん制が悪送球となっていきなり失点。不安定な立ち上がりも2回以降は尻上がりに調子を上げ、持ち味のコースを丁寧に付く投球でロッテ打線を料理した。7回には1死一、二塁で古巣との初対戦となった代打・鳥谷に右前適時打を浴びて1点差に迫られるも、なおも続く1死一、三塁のピンチで代打・山口を遊ゴロ併殺打に仕留めて力強くガッツポーズ。ロッテ相手に通算18勝9敗の相性の良さは健在だった。

 自身4試合ぶりのクオリティースタート(6投球回以上、自責3以下)を達成し、今季4勝目の権利を持って降板した。

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2021年5月25日のニュース