交流戦でも頼りになります　阪神がマルテとサンズの一発攻勢でロッテを逆転

交流戦   阪神ーロッテ （ 2021年5月25日    甲子園 ）

＜神・ロ（1）＞3回1死一塁、阪神・マルテは中越えに逆転の2点本塁打を放つ。投手二木（撮影・北條　貴史）
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　頼りになる助っ人砲の一発攻勢だ。阪神は1点劣勢の3回1死一塁で打席に立ったマルテが、カウント2―2から二木の131キロフォークをバット一閃。完璧に捉えた打球がバックスクリーン左に飛び込み、逆転の9号2ランとなった。

　「打ったのはフォーク。負けている展開だったからなんとか次の打者へ繋ぎたいと思っていたよ。最高の結果になってくれたし、甲子園でみんなでラパンパラをすることができて良かったね」

　余韻冷めやらぬ中、続いたのは5番・サンズ。1ストライクから124キロスライダーを仕留めた。打球は再びバックスクリーン左に飛び込む11号ソロ。「打ったのはスライダー。マルテが最高の仕事をしてくれたから、その良い流れに乗って打つことができたね。まだまだ打てるように頑張るよ」

　それぞれお決まりの「ラパンパラポーズ」と「ハッピーハンズ」が飛び出し、球場が沸いた。