日本ハム・上沢 負けなし「愛妻パンツ」で交流戦初戦先発

[ 2021年5月25日 05:30 ]

日本ハムの上沢
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 日本ハム・上沢直之投手(27)が交流戦の先陣を切って25日のヤクルト戦(神宮)に登板する。リーグ戦は3連勝中だが、交流戦は「やられている」というイメージ。実際、過去4勝6敗と負け越しており、前回ヤクルトと対戦した19年6月4日の試合でも元同僚・高梨と投げ合いの中、7回途中6失点を喫した。

 リーグトップ13本塁打を誇る村上を筆頭に山田、青木らが並ぶ打線を「打撃が強い」と警戒する。神宮球場に対しても「狭い」とネガティブな印象を持つが、これまでやらなかった験担ぎで切り替える。

 「縁起は担がない方なので逆に作ろうと思った」と、夫人から贈られた薄いピンクと緑のパンツを心強い味方にする。「大理石みたいな柄。1度穿いて勝った日から負けていない。(今回も)それを穿いて球場にいく」と、勝負パンツにしている。母校・専大松戸が春季関東大会で初優勝を飾ったばかり。「励みになる」とこちらも追い風にする。

 ここまで8試合の登板で3勝2敗、防御率3・44とリーグ最下位に低迷するチームの中で奮闘する。「交流戦で順位が上がるよう勢いをつけたい」と、好投をチーム浮上のきっかけにするつもりだ。(君島 圭介)

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2021年5月25日のニュース