日大の2年生・小濃塁が代打決勝アーチ 1部昇格へ前進「4年生のためにも勝ちたかった」

[ 2021年5月25日 13:35 ]

東都大学野球2部・第5週第1日   日大1―0専大 ( 2021年5月25日    等々力 )

<東都大学野球2部 日大・専大>決勝本塁打を放った小濃塁を出迎える日大ナイン
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 東都大学野球2部の春季リーグ戦が行われ、2位・日大(4勝1敗3分)が1位・専大(5勝1敗2分)を1―0で下した。

 8回まで両チーム無得点の投手戦。日大は9回に代打・小濃塁(2年・仙台育英)が右越えソロで決勝点を奪った。

 「真っすぐに打ち勝つための練習をしてきた。打った瞬間“いったかな”と思った。4年生のためにも勝ちたかった。喜んでもらえてうれしかった」

 日大は専大の先発右腕・菊地吏玖(3年・札幌大谷)が投じる148キロを計測した直球に苦しみ、無得点で9回に突入。延長戦がないため、あと2死で勝ちがなくなる状況だった。

 代打起用された小濃は狙っていた内角直球を捉えると、打球は右翼フェンスを越えた。公式戦初本塁打でエース右腕・赤星優志(4年・日大鶴ケ丘)の完封勝利につなげた。

 あす26日に行われる専大との最終戦に向け「優勝しか狙ってない。明日勝って優勝を決めたい」と意気込んだ。

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2021年5月25日のニュース