野球の東京五輪最終予選 台湾がプロ選手の派遣断念 新型コロナウイルスの影響で

[ 2021年5月25日 18:31 ]

19年のプレミア12に台湾代表でプレーしたチェングァンユウ
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 台湾の中華職棒大連盟(CPBL)は25日、東京五輪最終予選へのCPBL選手の派遣を断念したと発表した。新型コロナウイルスの感染が広がる中、選手の健康と安全を守るためとした。アマチュア選手を中心に代表チームを編成して予選に参加することを検討しているという。

 最終予選は6月に台湾で開催される予定だったが、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が今月20日に開催地をメキシコに変更すると発表した。新型コロナウイルスの感染が拡大し、台湾政府が入国制限などの規制を強化したための措置だった。

 最終予選は東京五輪最後の1枠を争い、台湾をはじめオーストラリアとオランダ、今月下旬に始まる米大陸予選から2チームが参加することになっている。

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2021年5月25日のニュース