桐蔭横浜大V2 渡部から4番引き継いだ吉田賢吾がMVP「健人さんのように1球で」

[ 2021年5月25日 17:59 ]

神奈川大学野球・優勝決定戦   桐蔭横浜大10―6関東学院大 ( 2021年5月25日    サーティーフォー相模原 )

優勝を決め喜ぶ吉田賢(背番号2)ら桐蔭横浜大ナイン
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 昨秋のリーグ戦で8本塁打を放った渡部健人は、ドラフト1位で西武に入団した。5番打者として渡部の背中を追ってきたのが、桐蔭横浜大の吉田賢吾(4年・横浜商大高)だった。渡部の凄さについて「打席での集中力。一発で仕留められる集中力ですね」と1球に懸ける姿を参考にしてきた。

 最上級生となった今春は、4番に座り打率・380、9打点。本塁打はなかったが「自分は健人さんみたいにホームランを打つ打者ではないので。後ろにつなぐイメージです」と振り返った。

 関東学院大との優勝決定戦では「4番・捕手」でスタメン出場し、4安打3打点をマーク。チームは21安打で10得点を挙げ、昨秋に続きリーグ優勝を果たした。ベストナインに加え、最優秀選手にも選出され「チームが変わっても優勝できた。一戦一戦、戦った結果」と胸を張った。

 リーグ戦中には斉藤博久監督からリード面の甘さを指摘され、2試合、一塁を守った。「打者の反応だったり、配球も学べた」と違う角度から打者を見たことで、新たな発見もあった。斉藤監督は「(後半戦は)配球も攻め方も、投手の良さを引き出してくれた」と成長を認めた。

 全日本大学野球選手権(6月7日開幕、神宮ほか)では初戦で国際武道大と対戦する。斉藤監督は「何度も戦ったいるし打つイメージがある。まずは初戦」と一戦必勝を誓った。(川島 毅洋)

 ◇吉田 賢吾(よしだ・けんご)2001年(平13)1月18日生まれ、神奈川県出身の20歳。小1から野球を始め、浜中では軟式野球部に所属。横浜商大高では1年秋からベンチ入り。甲子園出場はなし。桐蔭横浜大では1年春にリーグ戦デビュー。1メートル80、93キロ。右投げ右打ち。

【ベストナイン】
投手…神野竜速(神奈川大)
捕手…吉田賢吾(桐蔭横浜大)
一塁手…黒田直人(関東学院大)
二塁手…熱田光俊(神奈川工大)
三塁手…一藤木啓太(神奈川工大)
遊撃手…渡辺宏祐(神奈川大)
外野手…松井惇(関東学院大)、梶原昂希(神奈川大)、金井涼太(桐蔭横浜大)
DH…水野浩一郎(神奈川工大)

【タイトル】
最優秀選手…吉田賢吾
最優秀投手賞…神野竜速
首位打者…一藤木啓太 打率・429
打点賞…中野雅人(関東学院大)14打点
ベストプレーヤー賞…小林駿介(松蔭大)
フレッシュマン賞…古謝樹(桐蔭横浜大)

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