楽天は元同僚ウィーラーの“恩返し弾”で逆転負け 12安打を浴びた先発・岸は「もっと慎重に…」

[ 2021年5月25日 21:54 ]

交流戦   巨人9―4楽天 ( 2021年5月25日    東京ドーム )

<巨・楽>4回2死一、二塁、ウィーラー(右)に逆転3ランを浴び、ガックリの岸 (撮影・光山 貴大)
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 楽天はかつての同僚に手痛い「恩返し弾」を浴び、交流戦は黒星スタートになった。先発・岸が珍しく制球に苦しみ、3回までに8安打2失点。打線が4点を奪って試合をひっくり返した直後の4回には、2死一、二塁でウィーラーに逆転3ランを被弾した。

 昨年6月までチームメートで、岸は「ウィーラーは調子良いですよね。なるべくなら打たせたくない」と話していただけに、悔しさもひとしおだった。初球の甘いスライダーをとらえられ「相手が積極的に来るところに、素直にストライクを投げて打たれてしまった。もう少し慎重に、もっとボール球も使っていけば良かった」と反省した。4回5失点(自責4)で4敗目を喫し、被安打12は自己ワーストタイだ。

 4回に打線が奮起して一度は逆転に成功したとあって、石井監督は「4点をとった後なので、その裏の投球は大事になる。しっかり抑えてくれたらよかった。(3ランの場面は)初球の入り方はあのボールでよかったのか。しっかり振り返って、次につなげてほしい」と指摘した。

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