ソフトバンク交流戦初の零敗スタート 工藤監督脱帽「相手を褒めるしかない」

[ 2021年5月25日 22:33 ]

交流戦   中日2―0ソフトバンク ( 2021年5月25日    バンテリンドーム )

<中・ソ>3回、適時打を打たれ、マウンドで汗を拭う武田(左)(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 2年ぶりに開催された交流戦。「開幕投手」を任されたソフトバンク・武田翔太投手(28)は6回8安打2失点で3敗目を喫した。

 3回だった。1死一、三塁から福田に先制打を許すと、ビシエドにはカーブを狙い打たれ追加点を与えた。4連打を浴び、2失点の投球に「先制点は与えないように気をつけていたが、ランナーを出してから粘ることが出来なかった。良いリズムで攻撃につながるような投球がしたかった」とコメントした。

 中日戦の先発は6回1失点で勝利投手となった15年5月28日以来だったが、バロメーターになるカーブの制球に苦しみ4勝目はお預けとなった。

 一方、打線は初対戦の柳に手玉に取られた。両リーグトップの防御率、奪三振を誇る右腕の前に、三塁すら踏むことが出来ず、7回零封を喫した。

 15年以来の黒星発進に加え、交流戦初の零敗スタートとなった工藤監督は「打てない時は相手を褒めるしかない」と脱帽するしかなかった。

続きを表示

2021年5月25日のニュース