東大、東芝相手に金星逃す 9回2死までリードも…選手たちは手応え

[ 2021年4月2日 18:40 ]

第48回東京六大学・社会人対抗戦   東芝3―2東大 ( 2021年4月2日    神宮 )

<東大・東芝>9回2死満塁、押し出しとなる死球を与え呆然とする東大・柳川(撮影・河野 光希)
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 東大が金星を逸した。都市対抗7度の優勝を誇る東芝に9回2死までリードしながら最後は逆転負け。井手峻監督(77)は「9回の壁がね…」と昨春のリーグ開幕戦・慶大に9回逆転サヨナラ負けした例を出して悔しがった。

 とはいえ首都圏の緊急事態宣言発出により、東大球場での練習再開は先月15日とあり、収穫は大きい。先発の井沢駿介(3年)は5回を3安打無失点、2番手の左腕・小宗創(4年)も2回1安打無失点と結果を出した。

 ちなみに東大は17年3月25日の同対抗戦・明治安田生命戦に2―0で快勝。宮台康平(現ヤクルト)が4安打完封して以来の“快挙”は最終回に暗転したが、1週間後のリーグ戦開幕へ、自信を取り戻しつつある。

 4回2死二、三塁から右前2点打を放った安田拓光(4年)も手応えをつかんでいた。「140キロ超の速球を打てた。(第1試合で早大)徳山の投球も見れたし、打ちたい」とリーグ戦「56」での連敗ストップに闘志をむき出しにした。

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2021年4月2日のニュース