打つだけのサンズではない　二塁を陥れる「神走塁」も披露　堂々リーグトップの9打点

セ・リーグ   阪神6ー3広島 （ 2021年4月1日    マツダ ）

＜広・神＞6回1死三塁、阪神・サンズは中犠飛を放つ（撮影・北條　貴史）
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　阪神・サンズが6回1死三塁で5点目となる中犠飛を放ち、リーグトップの打点を9に伸ばした。「打ったのはストレート。マルテが（二塁打を）打ってくれて、最後も本当によく走ってくれたから犠牲フライになったね」。定位置より少し前への飛球だっただけに、開幕からともにチームの勝利に貢献している“相棒”に感謝した。

　バットだけではない。4回には意表を突く“神走塁”で、場内を沸かせた。先頭で打席に立つと、四球を選んで出塁。続く佐藤輝のマウンド付近へ高々と上がった三飛で、果敢に二塁を陥れた（記録は野選）。二塁ベースカバーが甘かった広島野手陣の隙を突いたプレー。矢野監督からは「すごくいい走塁やった」と称えられた。