DeNA 球団ワースト開幕7戦未勝利、5連敗 前夜15安打11得点の打線が3安打沈黙、今季初の零敗

[ 2021年4月2日 20:45 ]

セ・リーグ   DeNA0―4広島 ( 2021年4月2日    横浜 )

<D・広>8回1死満塁、松山に2点適時打を打たれうつむく三浦監督(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 前夜ヤクルトと4時間20分の激闘の末に11―11で引き分けたDeNAは広島のエース大瀬良に7回散発3安打と抑え込まれ、0―4で今季初の零敗。“ハマの番長”こと三浦大輔監督(47)の就任後初勝利をまたも逃し、2009年の6連敗以来12年ぶりとなる開幕5連敗(2分け挟む)を喫した。開幕から7戦勝ちなしは球団ワースト。広島は今季初の連敗を阻止して貯金2とし、単独首位に返り咲いた。

 プロ5年目で初の開幕投手を務めた左腕・浜口はバックの失策もあって初回に1点先制を許すも、その後は5回まで無失点と好投。だが、前夜のヤクルト戦(横浜)で15安打11得点だった味方打線が大瀬良の前に沈黙し、5回までわずか1安打と抑え込まれた。すると、0―1で迎えた6回、浜口が西川に左越え2号ソロを被弾。6回2失点好投も報われずに降板となった。

 初回に松山の左前適時打で先制した広島は6回、西川の開幕戦以来6試合ぶりとなる左越え2号ソロでリードを広げると、8回には1死満塁から松山の中前2点適時打で4点リード。76球を投げた大瀬良が7回3安打無失点で降板すると、塹江、栗林が無失点リレーでつないだ。8回はドラフト6位・矢野のプロ初失策と二塁手として昨季プロ野球史上初の守備率10割をマークした菊池涼の失策が重なり2死満塁のピンチを迎えたが、塹江が踏ん張った。

 DeNAは開幕7戦を終えて5敗2分けで、12球団唯一の未勝利チーム。前夜のヤクルト戦は最大5点リードを守れず、4時間20分の長時間ゲームだったが、この日は3時間で試合終了となった。

続きを表示

2021年4月2日のニュース