阪神・矢野監督「(岩崎)優が今日は使えない感じやったんで」 痛恨の継投失敗で逆転負け

[ 2021年4月2日 22:04 ]

セ・リーグ   阪神3ー6中日 ( 2021年4月2日    京セラドーム大阪 )

<神・中>8回、小林(56)と加治屋(左)の乱調で逆転を許し、ベンチの阪神・矢野監督(右)も浮かない表情(撮影・北條 貴史)
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 阪神の矢野監督が痛恨の逆転負けを喫した中日戦後、苦肉の継投だったことを明かした。

 「(岩崎)優がちょっと今日使えない感じやったんで。乗り切りたかったな、というところやけど」

 3―1の8回、本来のセットアッパーである岩崎ではなく、加治屋を投入。その右腕が1死二、三塁から木下拓に左中間同点二塁打を打たれ、ここでスイッチした小林も2死一、二塁から大島に左前決勝打を浴びた。

 岩崎は宜野座キャンプではスロー調整で実戦登板なし。帰阪後もじっくりと仕上げてきた。ケガなどではない見込みだが、前日の広島戦で1回31球を投げており、指揮官が「1年、長いんで」と話すように、大事を取って連投を回避したと見られる。いずれにせよ、強みのはずのブルペン陣の誤算で落とした星は痛い。

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2021年4月2日のニュース