阪神・藤浪、大阪桐蔭の先輩斬った、後輩抑えた 6回1失点で降板 MAX158キロも出た

[ 2021年4月2日 20:15 ]

セ・リーグ   阪神ー中日 ( 2021年4月2日    京セラドーム大阪 )

<神・中>6回2死一塁、福留(奥)の打席で笑みを浮かべる阪神・藤浪(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 阪神先発の藤浪は6回7安打1失点で降板。6回2死の福留との対戦ではこの日最速の158キロで見逃し三振に仕留めた。この日は再三走者を背負いながらも粘りの投球を披露した。

 「苦しい場面が多く、きれいなピッチングとはいきませんでしたが、なんとか粘ることができて良かったです。後1イニングは投げてリリーフの方へバトンを渡したかったですが、そこを課題点として次も頑張りたいと思います」

 初回を3者凡退に抑え、2回は2死から京田に右中間三塁打を許すと、木下拓への3球目を投じる直前にワインドアップからフォームを途中で止めてしまいボークを宣告されて、もったいない形で先制点を献上した。それでもここから粘った。3―1の4回は1死からビシエド、平田に連打を浴びると、京田にはこの日初めての四球を与えて1死満塁のピンチを背負ったが、木下拓を空振り三振。続く大阪桐蔭の後輩根尾を二ゴロに仕留め、ゼロで切り抜けた。

 5回も2死から高松、高橋周の連打。ビシエドには四球と満塁としたが、今度は大阪桐蔭の先輩平田を高めのつり球で空振り三振に抑えた。

 開幕戦だった26日のヤクルト戦では5回2失点で勝敗付かず。今回は「長い回をしっかり投げていければ」と意気込んで臨んだが、先発として仕事を果たし、バトンを後続に渡した。

続きを表示

この記事のフォト

2021年4月2日のニュース