元広島の町田公二郎氏が福井工大などを指導へ 社会人・三菱重工広島を強豪に育てた実績買われ

[ 2021年4月2日 23:01 ]

昨年まで三菱重工広島の監督を務めた町田公二郎氏
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 昨年まで社会人野球・三菱重工広島の監督を務めた町田公二郎氏(51)が4月1日付で学校法人金井学園の総合コーチに就任したことが明らかになった。福井工大、福井工大福井など、同学園の硬式野球部を指導する。

 同氏は明徳義塾から専大を経て、1991年ドラフト1位で広島に入団。15年間で955試合に出場し、489安打、85本塁打、272打点。通算代打本塁打20本はセ・リーグ記録と勝負強さに定評があった。指導者としては阪神2軍、広島1軍の打撃コーチを務め、2013年1月に三菱重工広島のヘッドコーチに就任。15年から監督を務め、同年の都市対抗大会でチームを4強に導くなどの実績を残した。

 同学園には明徳義塾の1学年上で90年ドラフト1位で大洋に入団した水尾嘉孝氏(52)が統括投手コーチとして所属。福井工大福井は春夏計12回の甲子園大会出場を誇り、福井工大は北陸大学野球連盟で82回の優勝を誇り、全国大会も常連。強豪校で指導者としての手腕を発揮する。

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2021年4月2日のニュース