ソフトバンク3連敗…石川猛省「6失点受け止めないと」 工藤監督は変化球の精度指摘

[ 2021年4月2日 22:13 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2―6西武 ( 2021年4月2日    ペイペイドーム )

<ソ・ロ>3回1死一、二塁、中村に左越え本塁打を打たれガックリの「石川(撮影・中村 達也)
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 石川柊太投手(29)でも連敗を止められなかった。

 開幕4連勝後、連敗中のソフトバンクを救うべく、登板した右腕だったが6回9安打6失点でKOされた。「6点という結果を、しっかりと受け止めないといけない。本当に申し訳ないです」と開幕投手の石川は肩を落とした。

 打順2巡目から捉えられ、3回1死後、金子から5連打浴びた。金子、源田の連打で1死一、三塁。森に適時内野安打で先制点を許すと、4番中村には初球のスライダーを完璧に左中間スタンドに運ばれ、3点本塁打を浴びた。さらに0―4の5回2死一、二塁では呉念庭(ウーネンティン)にフォークをすくわれて右前に落ちる2点打で突き放された。

 工藤監督は「カウントを取りに行ってしまったり、カーブが入らなかった。西武打線が早打ちと考えると初球の入り方は1巡したら、2巡目は気をつけないといけない。結構初球を打たれている。フォークもストライクゾーンからずれているような感じ。低めの意識を持たせないと」と変化球の精度の低さを指摘した。

 打線も西武先発・高橋光成から2点しか奪えず、今季初めてカード初戦を落とし、3連敗。本拠地ペイペイドームでも今季初黒星となった。

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2021年4月2日のニュース