マエケン メジャー初の開幕投手も今季初勝利ならず 4回1/3を6安打2失点

[ 2021年4月2日 09:11 ]

インターリーグ   ツインズーブルワーズ ( 2021年4月1日    ミルウォーキー )

ツインズの開幕投手としてブルワーズ戦に先発した前田(AP)
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 ツインズの前田健太投手(32)は4月1日(日本時間2日)、ウィンスコンシン州ミルウォーキーのアメリカン・ファミリー・フィールドで行われたブルワーズとの今季開幕戦に先発し、4回1/3を投げて6安打2失点(自責点1)3四死球、5三振だった。今シーズン初勝利はならなかった。

 メジャー6年目で初の開幕投手となった前田は細かい制球を欠き、3回2死満塁から5番ショウに押し出し四球を与えるなど厳しいピッチング。それでも要所を締め、3―1とリードを保ったまま5回を迎えたが、この回1死1塁からショウの一塁ゴロの送球をシモンズ遊撃手がはじき、1、2塁となったところで降板。ショウの打球はダブルプレーでイニング終了のチャンスもあっただけに、勝ち投手の権利を得られなかったことは前田には不運だった。その後、代わったダフィがケイン、ナルバレスに連打を許し、前田が残した1人目の走者が生還してこの日は2失点(自責点1)。前田は88球を投げ、57球がストライク。速球の最速は151キロ(94マイル)だった。

 ツインズは前田が降板した5回終了時点で3―2とリード。9回に入ったところでも5―2と勝ちパターンだった。しかし、ブルペンが崩れ、9回裏に3点、特別ルールの10回に1点を奪われてサヨナラ負けと厳しいスタートとなった。

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2021年4月2日のニュース