楽天・涌井 開幕2連勝!昨季唯一勝ち星なしオリックス“攻略”7回2失点9奪三振の力投

[ 2021年4月2日 21:28 ]

パ・リーグ   楽天4―2オリックス ( 2021年4月2日    楽天生命 )

<楽・オ>アウトカウントを確認する先発・涌井(撮影・尾崎 有希)
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 楽天の涌井秀章投手(34)が2日、本拠でのオリックス戦に先発し、7回2失点9奪三振の力投で開幕2連勝。7回に今季初失点を喫するも低めにボールを集めた安定感抜群の投球を披露。昨季唯一勝ち星のなかった相手を“攻略”し、ロッテ時代の18年7月22日以来となるオリックス戦勝利を手にした。

 涌井は伸びのあるストレートを中心に3回までに7奪三振の快投。2回、先頭のモヤにこの日初安打を許すも杉本、T―岡田、伏見と三者連続三振。杉本は内角への142キロのストレートで空振り三振、T―岡田は真ん中低めのボール球となるシンカーで空振り三振、伏見に対しては外角低め144キロのストレートで見逃し三振に打ち取った。

 2回以降なかなか追加点を取れなかった打線は6回、先頭の鈴木大が左中間への二塁打で出塁。1死三塁となって小郷が決死のスクイズを決め、待望の追加点を挙げた。

 しかし7回のマウンドに上がった涌井は、先頭の吉田正に右線二塁打で出塁を許すと、続くモヤに適時中二塁打を浴び今季初失点。1死三塁となってから代打ジョーンズには右前適時打を浴び計2失点。ちょうど100球に到達した涌井はこの回でマウンドを降りた。

 8回にも追加点を挙げたチームは酒居、松井と無失点リレーで逃げ切り今季5勝目。貯金を「3」に増やした。

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