明治神宮大会優勝旗返還式 慶大・瀬戸西と中京大中京・原が返還

[ 2020年11月23日 15:21 ]

明治神宮大会の優勝旗返還式に臨んだ慶大の瀬戸西主将(左)と中京大中京の原主将
Photo By スポニチ

 明治神宮野球大会優勝旗返還式が23日、神宮球場で行われた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で今年の大会が中止となったため実施された。

 昨年大学の部優勝の慶大・瀬戸西純主将(4年)と高校の部優勝の中京大中京・原尚輝主将(2年)が優勝旗を返還。日本学生野球協会の八田英二会長から今年から新しく作られたレプリカの旗を授与された。

 今秋も東海大会を制した中京大中京は今大会が開催されていれば連覇を狙う立場だったたけに原は「全員で返しに来たかった。全員の気持ちや思いを持ってここに来ました」と振り返った。

 昨年は中日にドラフト1位指名されたエース高橋宏斗らを擁して秋日本一を達成。「昨年のチームを上回るような団結力を作って頑張っていきたい」と話した。

 慶大の瀬戸西は「選手、指導者、マネジャー、ファンの方の気持ちを背負ってここへ来た。優勝の時にマウンドへ集まったことを鮮明に思い出した」と話した。

 優勝まであと一歩で敗れた今秋早慶戦以来初めて神宮に足を踏み入れ「悔しさは忘れられない。後輩たちにはリベンジして早稲田に連勝して優勝してほしい」とエールをおくった。卒業後は社会人野球でプレーを続ける。

続きを表示

野球の2020年11月23日のニュース