補強選手大活躍、Honda鈴鹿が名門・日生を下す

[ 2020年11月23日 13:22 ]

第91回都市対抗野球大会第2日 1回戦   日本生命4―5Honda鈴鹿 ( 2020年11月23日    東京D )

都市対抗<日本生命・Honda鈴鹿>9回2死満塁のピンチで立花を投ゴロに抑え最後を締めたHonda鈴鹿3番手・堀田(右)は伊礼とハイタッチ(撮影・村上 大輔)
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 最後までハラハラドキドキの展開は、Honda鈴鹿が日本生命を振り切った。

 1回に王子から補強の4番伊礼が右前に先制の適時打。2回には長の犠飛、4回にも庄司の適時打で3点をリード、主導権を握った。しかし7回、先発の井村が3連打を浴び降板、救援のルーキー八木が代打早野に適時二塁打を浴びて振り出しに戻った。

 「うちは常にチャレンジャーの気持ち。追いつかれても強気で攻めよう」と丸井健太郎監督がナインに声をかけるとその裏、長の安打を足場に1死二塁とすると王子からの補強・前田が右中間を深々と破る勝ち越し三塁打。国学院大から入社したルーキー貞光が右前にたたみかけ、2点を奪った。

 9回、1点を返されなお2死満塁のピンチとなったが、7回途中から救援した堀田(王子から補強)が締めて振り切った。「最後は堀田が抑えてくれると信じてました。次からも必死に戦っていきます」。18年12月から指揮を執る丸井監督には昨年の初戦敗退の悔しさを晴らす1勝。次戦も補強選手を融合させながらチーム一丸となって戦っていく。

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