阪神 平田2軍監督「ダメだったら長崎帰ってちゃんぽん屋やれって言ってんねん」一問一答

[ 2020年11月23日 15:58 ]

みやざきフェニックスリーグ   ロッテ1―1阪神 ( 2020年11月23日    SOKKEN )

<フェニックスL ロ・神>8回表終了後、選手交代を球審に告げる平田2軍監督(撮影・坂田 高浩)
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 試合後、阪神の平田2軍監督は好投した川原、存在感を見せた小幡らについて言及。川原には独特の表現で2年目左腕の危機感を表現した。以下は一問一答。

 ―久々に先発の川原は安定していた
 やっぱり気持ちが入ってたな。去年も今年も2年間(ケガで)残念だった。西純と及川と川原を2軍のローテーションでなんとかって思ってたけど、今年1年投げれなかった。そういう悔しさがかなり出てたマウンド。

 ―内角が多かった印象が
 配球うんぬんより、とりあえず80球いけるところまでっていうことにしていた。初回から全力でいけって言って、3回からちょっとスピード落ちたけどそれでええねん。どれだけ目一杯、初回のトップバッターからいくかっていうところ。そういう気持ちが出てた。持ちで押しこんでんねん。ロッテのバッターは詰まったりしてた。

 ―テンポの速さは持ち味
 及川もこの前からテンポを良くしろって課題を出した。スライダーでストライクが取れるようになってる。公式戦に投げさせていた頃はただ投げてただけだけど、故障中にインターバルピッチングを安藤コーチがさせた。走らせて、投げさせて、また走らせて。下柳がやってたようなこととかいろんなことをやったんで、こういうゲームに投げることに飢えていたと思うよ。ダメだったら長崎に帰ってちゃんぽん屋やれって言ってんねん。

 ―小幡は左投手に対して出塁率が高い
 今日は見逃し三振あったけど、ロッテもスピードのある良いピッチャーばっかりやったんでね。初回のヒットと(左翼手の)ちょっとしたファンブルを見てセカンドに行って姿勢が出てるよな。フォアボールで出てもスチール。そういうところでも配球を読んだり、ただやみくもに行くだけじゃなくて、そういうところの観察力も違いを見せてる。

 ―小野寺はコンスタントに打ってる
 あのピッチャーからはこの前も2本か3本打って。このフェニックスは右にもホームランを打ってるし。育成だからね、そういった意味ではアピールしているよ。

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2020年11月23日のニュース