NTT西日本 亡きチームメートに捧ぐ盤石勝利

[ 2020年11月23日 16:35 ]

都市対抗野球第2日   NTT西日本6―0東芝 ( 2020年11月23日    東京D )

<NTT西日本・東芝>4回無死、左中間に先制弾を放ったNTT西日本の西川(撮影・佐久間 琴子)
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 投打のかみ合ったNTT西日本が快勝発進した。先発の浜崎は初回2死二、三塁のピンチをしのぎ、リズムをつかむと抜群の制球力を武器に8回2安打無失点。打線も30歳のベテラン右腕の好投に応えた。4回無死、日本製鉄広畑からの補強選手で「4番・三塁」でのスタメン起用となった西川が左中間に先制ソロ。5回2死満塁でも西川は右中間に走者一掃三塁打を放ち、勝利に貢献した。

 ナインは今年4月13日に骨肉腫のため、23歳の若さで亡くなった遊撃手の中井諒さんとともに戦った。喪章を付け、天国の中井さんにも勝利を届けた。電電近畿時代の1965年以来、55年ぶり2度目の都市対抗大会優勝へ。チームが一丸となって突き進む。

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