「感動と希望を」前年覇者JFE東日本・鳥巣主将が選手宣誓 特別な「都市対抗」開幕

[ 2020年11月23日 05:30 ]

第91回都市対抗野球 ( 2020年11月22日    東京D )

優勝旗を返還する前年度優勝のJFE東日本・鳥巣主将(左)。ナインはマスク着用で見守る(撮影・佐久間 琴子)
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 開会式では開幕戦に登場した前年覇者・JFE東日本がマスク姿で黒獅子旗などを返還。選手宣誓は鳥巣誉議主将(25)が務め「感動と希望を届け、忘れることのできない大会にすることを誓う」。主催者の毎日新聞社・丸山昌宏代表取締役社長(67)が「安全、安心の対策を尽くし、簡素化を図った。大会が無事終了できるよう皆さまのご理解をお願いしたい」とあいさつした。

 【コロナ禍の都市対抗開催】
 ☆応援団なし 感染防止のため大会名物の応援合戦は禁止となり、トランペットやホイッスルなどの鳴り物やメガホン、スティックバルーンなどを使用した応援も禁止。試合途中にはビジョンにリモート応援するファンが映し出された。

 ☆観衆 上限1万人に制限。チケットでは例年は一日中観戦可能な券が販売されていたが、今年は全席指定で毎試合全席入れ替えを実施。販売は連盟オンライン販売のみに限定。

 ☆PCR検査 選手や首脳陣、スタッフ全員にPCR検査を義務づけ、ベンチ内ではマスクを着用し、宿舎などからの外出も控えるよう求めた。試合後のメディアによる取材も対面を避けて全てオンラインで行われた。

 ☆開催期間 例年は7月に開催。今年は東京五輪開催年のため、昨年5月の段階で11月開催が決まり、例年秋開催の日本選手権を7月に実施する方針だった。コロナ禍で日本選手権は中止となったが都市対抗は予定通り11月開催となった。

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