阪神ドラ2・伊藤将 都市対抗の日本一手土産に虎入りだ「いい準備できている」

[ 2020年11月23日 05:30 ]

JR東日本・伊藤将司(撮影・大森 寛明)
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 阪神からドラフト2位指名されたJR東日本の伊藤将司投手(24)が、25日に三菱自動車岡崎との初戦を迎える都市対抗を前に、自身初の「日本一」を手土産にタテジマのユニホームに袖を通すことを宣言した。

 「JR東日本で2年間頑張ってきて、プロになれた。社会人では都市対抗が一番大きい大会なので、そこで日本一を獲って、また上のステージで活躍できるようにつなげていきたい」

 小1から野球を始め、横浜高2年夏、3年春に甲子園大会、国際武道大では3、4年時に大学野球選手権、JR東日本でも1年目の昨年に都市対抗出場と全国大会を経験しているが、大学時代の準優勝2度が最高成績。特に大学3年時は主戦として決勝まで導いたが、立大戦では先発で3回5失点と打ち込まれ頂点を逃した。

 「いい準備はできている。(中野との)対戦も楽しみですし、いきなりぶつかるので、抑えたいです」

 三菱自動車岡崎には同じく阪神から同6位指名された中野がおり、なおさら負けることは許されない。

 指名後は東京都企業大会やJABA伊勢・松阪大会の公式戦にオープン戦も加え5試合に登板し準備を整えた。今までになかった「勝ち運」を持って猛虎の一員へ――。社会人No・1は、最後に課されたミッションでもある。(長谷川 凡記)

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2020年11月23日のニュース