“三本柱”が巨人奮起に期待 桑田氏「流れを変えて」斎藤氏「やるべきことを」槙原氏「カラ元気でも」

[ 2020年11月23日 18:43 ]

元巨人の(左から)槙原寛己氏、斎藤雅樹氏、桑田真澄氏
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 元巨人の槙原寛己氏(57)、斎藤雅樹氏(55)、桑田真澄氏(52)が、22日深夜放送のTBS「S☆1」(日曜・前0時)にVTR出演。球団OBとして巨人に奮起を求めた。

 この日は、かつての三本柱で日本シリーズ第2戦を解説。まず、桑田氏が指摘したのは初回に先制された後の二塁手・吉川尚の守備。1死二塁から中前打になりそうな打球を好捕するも一塁への悪送球で二走の生還を許してしまったことに「守備のミスは痛いですよね。守備のミスから攻撃の流れになっていくので。(捕球までは)ナイスプレーなんですけど、(その後が)痛いですよね」と語った。

 その後、追い上げたい巨人だったが、相手の先発右腕・石川を打ち崩せず、桑田氏は「嫌な流れですね。3人で見るのはつらい試合ですね」と苦笑。一方でソフトバンク打線には「9番まで(全員の)振りが良いですね」と、下位打線もフルスイングして抜け目のないことを称えた。

 その後はデスパイネに満塁弾を浴びるなど2―13で大敗を喫し、2連敗となった巨人。桑田氏は「4連敗もあるなという雰囲気も出てるんですけど、流れを変えてなんとか1勝してもらいたいですね」と話した。

 斎藤氏は「誰がどうのっていうよりも、“やるべきことをしっかりやる”というのをまずやらなきゃいけない」とし、槙原氏は「カラ元気でもいいから大きな声出してアップから思いっきりやって、“まだめげてないぞ”っていうのをグラウンドで示してほしい」と、セ・リーグ王者としての意地に期待した。

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2020年11月23日のニュース