DeNA先発・平良 耐えて6回2失点、勝利投手の権利持って降板「抑えることに集中できた」

[ 2020年7月19日 21:00 ]

セ・リーグ   DeNA―巨人 ( 2020年7月19日    横浜 )

<D・巨>力投するDeNA先発の平良(撮影・島崎忠彦)
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 DeNA先発の平良拳太郎投手は6回2失点と耐え、勝利投手の権利を持って降板した。

 毎回走者を背負い、再三ピンチを招いた。1―0の3回1死三塁から亀井に内角球を完璧にさばかれ右翼席まで運ばれ逆転を許した。それでも粘る。同点の5回には1死一、三塁としたが、岡本と大城をいずれもスライダーで空振り三振で力強くガッツポーズ。3―2と勝ち越した直後の6回には先頭のパーラに左前打されたが、続く北村を投ゴロ併殺打に仕留めると、再び力強く右拳を握った。

 「ピンチの場面は多かったですが、ランナーをどこに置いても次の打者を抑えることに集中できました。また、左打者が多いなかで、後半にかけて徐々に打者の的を外す投球ができました。最後の回はボールが抜けることがあったので、任された回はすべての球種を操れるよう、次回登板までにしっかり調整したいと思います」と振り返った。

 9安打を浴びて108球を要したが、開幕から4試合連続クオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成。古巣相手に粘り強さを示した。

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