西武・山川穂高 今の球界最高投手は誰?に「ああ、もう断トツ」と即答 「打てる人はまぐれです」

[ 2022年11月30日 22:08 ]

西武・山川穂高
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 本塁打、打点と今季パ・リーグ2冠を獲得した西武の山川穂高内野手(31)が27日、お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(61)がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「Paravi presents 石橋貴明のGATE7」(日曜後8・00)にゲスト出演。オリックス・山本由伸投手(24)の異次元の凄さに脱帽した。

 前週に続いて2週連続でのゲスト出演。石橋から「今シーズン戦ったピッチャーでやっぱ手強かったなってピッチャーは誰ですか?」と聞かれると「ああ、もう断トツ山本由伸です」と即答。「はい、断トツです」と言葉を重ねた。

 石橋から山本との対戦成績が打率・214、1本塁打、7三振と紹介されると、「フフフフ…。はい」と苦笑い。昨季は16打数1安打だったと言われると「はい…。エッグイですね。ちょっともうやっぱ全ての精度が…ちょっとレベルが…もう…。山本が今ここ最近では一番全部凄いんじゃないですかね」と2年連続投手4冠に輝いた日本のエースに脱帽した。

 そして、「山本打てる人はまぐれです」とキッパリ。石橋が「まぐれ?」と笑いながら言葉を失うと、山川は「全員まぐれです」ともう一度断言し、「まぐれで。山本が間違えて投げた球に対して、たまたま振ったところにボールが来た場合だけ打てます」と続けた。

 山本の投球について「全部、基本ストレートに見える」と山川。「普通のピッチャーってカーブとかスライダーとかフォークって結構投げた瞬間分かるんですけど、山本はまず155キロの真っすぐで、フォーク150キロなんで。同じにしか見えなくて。振ったらあれっ!?っていう。あっ、フォークだった…みたいな」とその異次元さを表現。山本の直球とフォークについて「同じですね。ふくらみがないので。千賀とかだったらちょっと一回上にふわっと上がってぎゅんって落ちるんで。そこで違いは多少分かりますけど…」と千賀滉大(ソフトバンク)の“オバケフォーク”との違いを説明した。

 「カットボールもあれ、ほとんどストレートですね。で、打つ瞬間にちょっとだけ曲がるっていう」と山川。「唯一カーブだけじゃないですかね」と事前に球種が分かるのはカーブだけだとしたが、山本はそのカーブも超一級品。「あれは急に来たら手が出ない。奥行きもありますし。曲がり幅もぎゅんっ!って曲がるんで。体に向かって来ちゃうんで、一回のけぞっちゃう動きが入る人が多いんじゃないかな」と分析し、「(球種も)絞れない。山本から打つのは本当に…どうやって…打つんですかね。真っすぐ一本に絞って真っすぐが来たらいいんですけど、真っすぐ一本で全部フォークとか全部スライダーとかカット(ボール)が来ると…あの。振るまで真っすぐに見えているんで…無理です」と“お手上げ状態”だった。
 

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