巨人 超異例改革!!阿部2軍監督らコーチ陣ドラフト候補選手生チェック

[ 2020年2月21日 06:00 ]

阿部2軍監督(撮影・西海健太郎)
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 またまたG改革だ!巨人の現場コーチがスカウト陣と共に、ドラフト指名候補選手をクロスチェックすることが20日、分かった。阿部慎之助2軍監督(40)らがアマチュア野球の現場に足を運び、金の卵を幅広く調査する。フロントとチームの一体化を図る球団の取り組みで、スカウティング部門の強化が目的。収穫の秋へ、改革を推し進める。

 一般的に現場スタッフが行うのはドラフト会議直前の指名候補選手の映像チェック。スカウト陣と同じように会議に向け長期的な視野を持って直接選手をチェックするのは超異例だ。「クロスチェック」の役割を期待されるのは阿部2軍監督、水野巡回投手コーチ、山崎巡回打撃コーチら。スカウティング部門を強化し、近い将来の常勝軍団復活を狙う。

 18年のドラフト会議前には原監督が「来季へのスタートがドラフトかな、と僕はいつも感じています。非常に大事なものだと思う」と重要視。山口寿一オーナーも「フロントとチームが一体となって立て直しが必要」と話している。今回の改革は若手育成に力を入れる球団の取り組みの一環。フロントだけでなく実際に選手育成を担う「現場の目」も加えることでスカウティング部門の強化を狙う。

 コーチが視察するのはドラフト1位候補など有力選手だけではない。下位や育成指名候補の「原石」も対象だ。18年ドラフト6位の戸郷は高卒新人ながら昨季デビュー。今春キャンプでは好投を続け、開幕ローテーション候補に挙がっている。

 阿部2軍監督も中大時代に在籍した東都大学リーグや、東京六大学リーグ視察のため、定期的に神宮球場に足を運ぶ可能性もある。遠征先など東京から離れた球場で選手視察も行うなど、臨機応変な動きも視野に入れる。

 今季はリーグ2連覇と8年ぶり日本一奪還を掲げるが、V9時代のような常勝軍団を復活させるためにはスカウト、育成システムの整備、強化が不可欠。球団は妥協することなく「改革」を続ける。

 《巨人の近年の改革》☆宮崎キャンプ 今春から4年ぶりに1、2、3軍(昨年までは沖縄始動)がそろって宮崎で始動。原監督がファームに出向くなど、育成選手を含めた全体の戦力を把握した。1軍のブルペンには連日、ファームから選手を呼んで投球練習させた。

 ☆本拠地メジャー化 原監督が復帰した昨年から東京ドームをメジャーの球場に近づけた。ケガ防止の目的などで塁ベースを規定の範囲内で低くし、マウンドの土を硬くした。

 ☆ランニングシューズ 今春キャンプからランニングシューズのカラーを黒に統一。ラグビーのニュージーランド代表「オールブラックス」を連想させる色で、足元から統率を取った。

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