侍J稲葉監督 坂本勇に代打投入、勝負手から大逆転「“哲人に”という気持ちに懸けました」

[ 2019年11月5日 23:24 ]

第2回 WBSCプレミア12 1次ラウンドB組   日本8ー4ベネズエラ ( 2019年11月5日    台湾・桃園 )

8回1死満塁、押し出し四球を選ぶ代打・山田哲(撮影・岡田 丈靖
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 野球日本代表「侍ジャパン」は5日、「第2回 WBSCプレミア12」オープニングラウンドB組第1戦でベネズエラと対戦し、8―4で勝利。2点ビハインドの8回に菊池涼の適時打などで一挙6得点を挙げる猛攻を浴びせ、稲葉篤紀監督となって初めての本格的な国際大会初戦を劇的な逆転勝利で飾った。 

 苦しみながらも白星発進を収めた指揮官は「初戦ということで非常に緊張感のある中、試合が進んで、先発の山口投手はカナダ戦では少し打たれたところもあったんですが、この大会へ非常に修正をしてくれた。先制点は取られたがまずは試合をしっかりつくってくれたと思います。山岡投手含め中継ぎも一人一人の役割を十二分に果たしてくれたと思います」と4回5安打1失点と試合をつくった先発の山口を称えた。

 山口は10月31日に行われたカナダとの強化試合第1戦ではSSK社の大会球に適応できず2回6失点と乱調したが、この日は初回のピンチを2者連続空振り三振に仕留めるなど、決め球のフォークが冴えた。0-0の4回に単打と四球で1死満塁のピンチを招き、併殺崩れの間に1失点したが最少失点に留めた。

 8回に一挙6得点した打線は、序盤はなかなか得点に結びつく打撃ができなかったが「ベネズエラの投手が良かったのでなかなか打つということができなかった。終盤粘りながら四球をみんなが選んで、つないでつないで得点できた、逆転できたというのは明日につながるいい勝ち方だったと思います」と選手の粘りを評価。猛攻を呼んだ山田哲の代打起用については「(坂本)勇人の状態がこの3打席見ていても上がったようには見えなかったので、“哲人に”という気持ちで懸けました」と心境を語った。

 国際大会の厳しさを痛感した侍ジャパン。スーパーラウンド進出をかけ、6日プエルトリコ戦、7日台湾戦と絶対に負けられない戦いが続く。

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