楽天 大地に4年総額7億円の大型契約用意 来季巻き返しへ人的補償も覚悟

[ 2019年11月5日 05:30 ]

FA権を行使した鈴木

 楽天が、国内フリーエージェント(FA)権を行使したロッテ・鈴木大地内野手(30)の獲得に向けて4年総額約7億円の大型契約を用意していることが4日、分かった。獲得すれば、4年契約は楽天にFA移籍した野手では昨オフの浅村栄斗内野手(28)に並び最長の契約年数となる。一両日中に予定されている初交渉の席で、正式に条件を提示する方針だ。

 来季の巻き返しへ欠かせないピースとして、楽天が鈴木に最大限の誠意を示す。今季の年俸は1億円で補償が必要なBランクではあるが、チーム戦略に照らし合わせた上で必要な選手と判断。複数の関係者の話を総合すると、4年契約で総額7億円程度の大型契約を提示する方針を固めたもようだ。

 今季、鈴木はいずれもキャリアハイとなる打率・288、15本塁打、68打点をマーク。加えて、楽天サイドはシーズン中からの調査を踏まえ、鈴木の内野の全ポジションを守れるユーティリティー性や、チームを引っ張るキャプテンシー、人間性などを高く評価している。

 10月28日に鈴木がFA権行使を表明したことを受け球団内ではさらに条件面を精査。入団が決まれば、08年オフの中村紀洋(2年)、15年オフの今江敏晃(3年)を上回り、昨オフの浅村に並びFA野手では創設以来最長の4年契約を用意した。

 鈴木はロッテから複数年契約を提示され、権利行使を宣言した上での残留を認められている。「移籍を前提にしているわけではない。もし興味を示していただける球団があれば、フラットな形でしっかり全て話を聞いて決断したい」とのスタンスを示す。この日、原監督が参戦を表明した巨人のほか、中日など複数の球団が本格的に調査しており、争奪戦の様相だ。

 楽天はこれから始まる交渉の中で、金額や年数といった条件面以外の部分で鈴木の要望も聞く考えだ。よりプレーに集中しやすい環境を整えることで、全力で誠意を伝えるとみられる。

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