中日・ドラ4 慶大・郡司 由伸以来の3冠王 退任の大久保監督を明治神宮で「日本一に」

[ 2019年11月5日 05:30 ]

東京六大学野球 最終週最終日   慶大3-4早大 ( 2019年11月4日    神宮 )

3冠に輝いた慶大・郡司は胴上げされて笑顔
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 早慶3回戦が行われた。慶大は早大にサヨナラで敗れ、勝ち点5の完全優勝は果たせなかった。中日からドラフト4位指名された郡司裕也捕手(4年)は12年秋の早大・杉山以来、戦後14人目となる3冠王に輝いた。慶大は15日から行われる明治神宮大会に出場し、00年以来の秋の日本一を狙う。

 無念のサヨナラ負けを喫し、郡司は本塁に座り込んでしばらく動けなかった。打たれた津留崎は号泣し、マウンドで崩れ落ちた。勝ち点5の完全優勝は果たせず、郡司は「早慶戦の難しさを実感した。力不足です」と悔しさをかみしめた。

 前夜に大久保秀昭監督から今季限りで退任すると伝えられた。「なんとなくそんな感じはしていたけれど寂しい」。4年間仕えた指揮官に勝ち点こそ贈れなかったが、この日は初回に先制の中前適時打を放ち、慶大では96年春の高橋由伸以来、23年ぶりの3冠王を獲得した。「ストライクを打ってボールを振らないことを徹底した」と49打席で16四死球を選んだ。5日に正式に退任を発表する大久保監督は「彼なくしてこの優勝は語れない」と評した。

 15日から秋の日本一を懸けた明治神宮大会に臨む。「今日の負けは、早稲田に“しっかりやってこい”と尻を叩かれたんだと思う。監督を日本一の監督にする」。大学最後の戦いへ決意を込めた。 (松井 いつき)

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