稲葉監督「先制点が大事」先手必勝を誓う

[ 2019年11月5日 05:30 ]

笑顔で記念撮影する(左から)ベネズエラ・スベロ監督、台湾・洪監督、プエルトリコ・ゴンザレス監督、日本・稲葉監督
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 プレミア12に臨む侍ジャパンは5日、1次ラウンド初戦となるベネズエラ戦を迎える。稲葉篤紀監督(47)は4日、初戦の先制点奪取を厳命した。東京五輪もにらんだ大会を通じたテーマに慌てないことを挙げ、そのためにも先制点が必須と説いた。足やバントなど小技も絡め、こつこつと1点を取る侍野球で頂点を目指す。

 大事な初戦を前に、稲葉監督は「勝つということが一番大事。そこには先制点というものが大事になってくる」と語気を強めた。

 国際大会の独特の雰囲気、緊張感を選手時代から何度も経験してきた。来夏の東京五輪も見据えた戦いで選手たちに求めるテーマの一つが慌てないこと。「先制点は選手をリラックスさせる要素。大会通じ点を取られても慌てない、というところをしっかりやりたい。初戦は特に緊張感の中ですから」。浮足立つことなく、出し切ることが世界一への近道と考える。

 打順も先制点を意識して組む。「4番は誠也。それ以外の打順は明日までしっかり悩もうと思ってます」。その中でも欠かせないのが2番が有力な菊池涼の存在。攻撃的2番には坂本勇ら他の選択肢を備えるが、1点を確実に狙う2番として菊池涼を準備してきた。そして秋山が負傷離脱した1番は3度のトリプルスリーで足が使える山田哲が任される可能性が高い。ベネズエラ先発はメジャー通算31勝左腕ドウブロント。カットボールが鋭く「映像見てもやはりいい投手。そうそう点は取れない。機動力も使いながら、しっかり送るところは送る野球をやりたい」。1日の強化試合・カナダ戦も長打に頼らず、3得点は全て四球の出塁を進め1点ずつ重ねてきた。

 「前回は世界一を目指す中、3位と悔しい結果に終わった。今回は全員で結束力を持ち世界一を狙います」。練習前の公式会見ではB組のほか3監督の前で優勝宣言した。東京五輪への本格的な第一歩、日本らしく堅実な1点の先制点から歩み始める。(後藤 茂樹)

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