OFBLオールスター戦 O組が勝利 3回に13人の猛攻で一挙9得点

[ 2019年11月5日 05:30 ]

OFBオールスター戦   O組13-7F組 ( 2019年11月2日    東京ガス大森グラウンド )

(前列左から)東京ガス・岡村監督、東京ガス・武田(後列左から)ADEKA・藤田、東京ガス・三吉、三菱商事・府川(撮影・島崎 忠彦)
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 45歳以上の経済人による軟式野球のOFBL(オーバー・フォーティー・ベースボール・リーグ=スポーツニッポン新聞社後援)のオールスター戦が2日、東京都大田区の東京ガス大森グラウンドで行われた。3点を追うO組は3回に5連打など打者13人の猛攻で一挙9点を奪い試合を決めた。2二塁打4打点のO組・武田善友内野手(52=東京ガス)が最高殊勲選手賞に輝いた。

 《52歳武田がMVP》 <O組>3回無死満塁から左中間二塁打。5回にもダメ押し右二塁打でMVPに輝いた武田がOFBLの意義を語った。「60歳でも自分より動ける人のプレーを見ると励みになる。まだまだ動かなきゃいけないと確信しました」。長野・松商学園時は甲子園に3度出場。社会人引退後は10年以上野球から遠ざかっていたが、往年の名選手に触発されたという。2本目の二塁打にも「練習不足。上から叩かないと」と向上心旺盛だった。

 《植木が優秀選手賞》 <F組>O組に集中打で逆転されたが、力は出し切った。2安打2打点で優秀選手賞に選出された植木(三菱商事)は「うれしいです。今季私たちのチームは最下位だったけど、強いO組の皆さんと戦えてありがたかった」と話した。捕手として2回には二盗を阻止し、同じく優秀選手賞となった水谷(日本郵船)は「思いきり投げただけ。たまたまです」と謙遜していた。

 ▼O組藤田(3回無安打無失点で最優秀投手賞)バックがいいから打たせて取ろうと。力が抜けていい投球ができました。

 ▼O組三吉(3投手を好リードし最優秀捕手賞&最高打撃賞)現役時は内野手。捕手は1年目で9イニングマスクをかぶったのは初めてなのに。

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2019年11月5日のニュース