大飛球は切れたけど…山田哲 大逆転劇へとつなげた押し出し

[ 2019年11月6日 00:08 ]

第2回WBSCプレミア12 1次ラウンドB組   日本8―4ベネズエラ ( 2019年11月5日    台湾・桃園 )

8回1死満塁、押し出し四球を選ぶ代打・山田哲(撮影・岡田 丈靖
Photo By スポニチ

 山田哲が8回、1死満塁の場面で坂本勇の代打で登場。押し出し四球を選んで大逆転劇へとつなげた。

 初球を積極果敢に振り抜くと、特大の飛球が左翼ポール際へ。代打逆転満塁本塁打かと思われたが、わずかに切れてファウルとなった。

 「追い込まれるまでは真っすぐをはじき返そう、と。風もあったし、ちょっと微妙かなと思った」

 その後は追い込まれてから粘って四球。「積極的にいかないと負ける、と自分にプレッシャーをかけた」と臨んだ打席で、我慢が実った貴重な四球だった。

 5回からベンチ裏で準備をしていたといい「代走もあると言われていた。どこで出るか分からなかったので」。慣れない途中出場ながら、いきなり初球を振り抜くのが山田哲らしかった。

続きを表示

2019年11月5日のニュース