阪神 梅野 3年連続目指し“相棒”の改良に着手「狭い方がいい」

[ 2019年11月5日 05:30 ]

ひと回り小さいミットを今キャンプで使用する梅野
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 阪神の梅野が来季の3年連続ゴールデングラブ受賞を目指し、早くも“相棒”の改良に着手したことを明かした。今キャンプでは今季主に使用していたものに比べて一回り小さい型を使用。「中でボールが動くより、狭い方がいい。ピッチャーの球を受けた時に捕った感触を感じやすい。ミットの中でボールがあるとイメージしやすい」とうなずいた。

 サイズダウンしたことでアドバイザリー契約を結ぶSSK社の担当者は「扱いは難しいので技術がいる」と説明。それ以上の利点があるからこそ、チャレンジを決めた。

 「捕った感覚があるから(速く送球できる)。一回り(小さい)だけで全然違うので」

 より素早い送球を可能にし、自慢の強肩「梅ちゃんバズーカ」をもアシストしてくれる。今季の盗塁阻止率・370は3年連続で巨人・小林に次ぐリーグ2位。さらなる向上を期しての工夫だった。

 安芸では連日早出でマシンの球を受けてミットをならす姿がある。「(マシンも)タイミングとか、使い方でよくなる。捕ること、捕り方を洗練させていく」。捕手では田淵幸一氏以来、球団史上2人目の2年連続GG受賞した背番号44は向上心を持って秋を過ごしていた。

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2019年11月5日のニュース