楽天 東邦・石川をドラ1候補急浮上 高校侍4番、走力も守備力も十分「次世代担う内野手」

[ 2019年10月16日 06:00 ]

東邦の石川
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 楽天が17日に行われるドラフト会議の1位指名候補として、東邦の石川昂弥内野手(3年)が急浮上していることが15日、分かった。高校通算55本塁打を誇り、9月に台湾で行われたU18ワールドカップでは高校日本代表の4番を任されたスラッガー。右打ちの強打の内野手は中長期的なチーム編成の補強プランに合致しており、将来的に中軸を担える逸材として評価が高まっている。

 球団ではこれまで会議を重ねながら、1位指名候補の絞り込みを行ってきた。本番目前となり、石川の存在が急浮上していることが判明。今春のセンバツでは「3番・投手」として全国制覇の原動力になった逸材だが、特に注目しているのが圧倒的な打撃センスという。

 高校通算55発の長打力に加え、木製バットにも対応できる順応性も備える。能力の高さを証明したのが、8月26日に行われた高校日本代表の「4番・三塁」で出場した大学日本代表との一戦だった。

 石井一久GMやスカウト陣が視察した一戦で、プロ注目の大学生投手から2二塁打を含む3安打、2打点。守備力や走力も高く、高校生野手ではトップの評価となった。U18ワールドカップでも24打数8安打、打率・333、1本塁打、9打点と結果を残した。

 将来的なチーム編成を考えた場合、打力のある右打ちの内野手は不可欠となる。現在は今季からFAで加入した浅村が中軸を担っているが、12球団を見渡しても右打ちの強打者は少なく、次世代の育成が重要となる。高校時代の石川は投手としても活躍を求められただけに、プロで打者に専念すれば、大きな伸びしろが期待できる。

 一方で、大船渡の最速163キロ右腕・佐々木朗希投手(3年)も1位指名の有力候補だ。圧倒的な能力に加え、岩手が生んだ東北のスター候補として、投手ではNo・1の評価をしている。先発投手は補強ポイントでもあり、岸、則本昂に続くエースになれる存在として、複数球団の競合を覚悟で指名に踏み切る可能性も十分にある。

 16日のドラフト前日会議では、指名候補選手に関する詰めの議論が行われる。石川か、佐々木か――。他球団の動向も見極めながら、ドラフト当日まで検討した上で、最終的な結論を下す方針だ。

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