ナショナルズが初のワールドシリーズへ 初回に一挙7点 カージナルスを“完全”スイープ

[ 2019年10月16日 12:08 ]

ほうきを持ってスイープに歓喜するナショナルズのファン(AP)
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 ナ・リーグの優勝決定シリーズは15日、ワシントンDCの「ナショナルズ・パーク」で第4戦を行い、初回に7点を挙げたナショナルズ(東地区2位)が7―4でカージナルス(中地区1位)を下して4戦全勝。同じワシントンDCに本拠を置いていたセネターズ(1901~1971年=現ツインズ&レンジャーズ)は3回ワールドシリーズに出場(1924年に優勝)しているが、モントリオール・エクスポズとして1969年に発足したナショナルズ(2005年~)にとっては、ポストシーズン5度目の進出で初めてのナ・リーグ制覇となった。

 ナショナルズは初回、今季16勝を挙げているカージナルスの先発ダコタ・ハドソン(25)の立ち上がりを攻め立て、先頭のトレイ・ターナー(26)の右前打を足場に6安打を集中させて打者11人で一挙7点。追加点は奪えなかったが、先発パトリック・コービン(30)ら4投手のリレーで逃げ切った。

 ナショナルズは今季93勝69敗。東地区では1位ブレーブス(97勝65敗)に4ゲーム差をつけられての2位だった。

 しかし1発勝負となったブルワーズとのワイルドカード・ゲーム(1日)では8回裏に相手の敵失もあって3点を入れて逆転。ドジャースとの地区シリーズでは1勝2敗から連勝してリーグ優勝決定シリーズに進出するなど、ポストシーズンでは崖っ縁の状況を耐えながら勝ち進んでいた。

 ワイルドカードからワールドシリーズに駒を進めたのは両リーグ併せて13チーム目だが、現行システム(2012年以降)では2014年のロイヤルズとジャイアンツ以来、ナショナルズが3チーム目。ナ・リーグ優勝決定シリーズでの4試合ではカージナルスに一度もリードを許しておらず、これは2012年のタイガース(ア・リーグ)、2015年のメッツ(ナ・リーグ)を含め、リーグ優勝決定シリーズでは史上3回目の“完全スイープ”となった。

 過去19回のワールドシリーズ出場を誇るカージナルス(優勝11回)が7試合制のプレーオフでスイープ敗退を喫するのは、1928年と2004年のワールドシリーズを含めて通算3回目。第4戦では先発のハドソンがわずか1/3回でマウンドを降り、打線は4点を取ったものの、初回の大量失点が最後まで響いた。

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